先日の東京都薬用植物園でのセミナーでいただいた薬用人参を調理してみました。
薬用人参は、そのままで薬用酒にすることもありますが、漢方薬として使用する場合は、加熱したりなど様々な加工を施して使用します。
そういった工程を「修治(しゅうち)」といいます。薬用人参以外にも、附子(トリカブト)や生姜(ショウガ)、地黄(ジオウ)などが行われます。
薬用人参の料理はサムゲタンが代表的ですが、ハーブティーのように、気軽に摂取できればいいなと思い、手間をかけない「男の薬膳料理」→加熱処理=修治→単に炒めるだけ、にトライしました。
まず、生で食べてみました。とくに大きな苦味や刺激はなく、いかにも人参らしい臭みがありました。
出来上がり。
生の臭みは消えて、軽い甘味、もちっとした食感。
塩コショウをすれば、美味しくなるかも。
大学に行く前の息子にも食べてもらいました。
「うーん。何だろう。甘いような・・・」
薬用人参を食べたんだ。頑張って勉強してきなよ。